ケタ外れの給与をもらう外資系コンサルタントのパートナーってどんな人?
みなさんこんにちわ。Mr.freedomです。
いきなりですが、今朝衝撃的なニュースがありました。
直属の上司が今年いっぱいで会社を辞めるとのことです。
前々から早く仕事辞めて遊んで暮らしたいと、ことあるごとに言っていたので、ある程度の心の準備は常にしていましたが、やっぱりいざ本当にやめると聞くとショックですね。
ちなみに上司は今年で48歳、転職するわけではなく、アーリーリタイアだそうです。ただただうらやましい。。。
えっ?!48歳でアーリーリタイア?!大丈夫なの?!と思いますよね?
実はこれを大丈夫にしてしまうのがコンサルタントという職業の魅力なのです。
以前、別記事でコンサルタントという職業の一般的な給料についての記事を書きました。
今回は折角のいい機会なので、ケタ外れの給与をもらうコンサルタントに焦点を当ててみましょう。(本当はスペイン旅行の旅行記を書こうとしていました。)
では、行きましょう。
一般的なコンサルタントの給与
まず最初に断っておきますと、コンサルタントでも私の上司のように稼げる人はごく少数で、一般的に高給取りと言われるコンサルタントの中でも数十人に一人レベルです。
では、まず一般的なコンサルタントの給与はどれぐらいなのか。以前も書きましたが、もう一度おさらいしましょう。
コンサルタントの給与は、その勤め先のコンサルティング会社が日系なのか外資系なのかで大きく変わります。私の上司のような50前にアーリーリタイアができてしまうほどのお金を若いうちからもらえるのは外資系だけなので、ここでは外資系に限定してお話したいと思います。
外資系コンサルでは、主にポジションがランク別に5つに分かれており、下から順に、アナリスト<コンサルタント<マネージャー<シニアマネージャー<パートナーとなります。会社によってはアナリストをアソシエイトと呼んだり、コンサルタントとマネージャーの間にシニアコンサルタントがあったりしますが、大まかにはこの5つのポジションがあると覚えていただければ結構です。
そして、ポジション別の給与は、だいたい以下のようなイメージです。(多少前後あり)
アナリスト:600~800万
コンサルタント:700~1100万
マネージャー:1000~1600万
シニアマネージャー:1500~2000万以上
パートナー:2000万~青天井
なお、マネージャー以上が管理職となります。超優秀な人で、マネージャーは5年目、シニアマネージャーは7年目、パートナーは10年目ぐらいです。しかしこの数字は、本当に本当に優秀な人の場合なので、この倍以上かかることもザラですし、パートナークラスは一生かかってもなれない人の方が多いです。今回アーリーリタイアすることになった私の上司ですが、35歳でパートナーに昇進しました。これまでで一番年収が高い年は億超えだそうです。
パートナーって何者?
では、パートナーとは何者でしょうか。なぜこんなにも高給取りなのでしょうか。
それにはコンサルタントの働き方が大きく関係しています。
まず、コンサルタントは一つのクライアントに対し、数人でチームを組んで仕事をします。パートナーは言ってみればこのチームの責任者。一つのチームはいわば一つの小さな会社みたいなものであり、パートナーはその社長になります。企業が何か問題を起こした時、社長がすぐに責任を取るように、コンサルタントが仕事上でミスを起こした際は、パートナーが最前線に立って対応しなくてはなりません。
また、これも以前別記事でお話しましたが、コンサルタントの単価は非常に高額(5人のチームの場合、2000万~4000万/月が必要)のため、コンサルタントを雇うには大企業で相当な決裁権限を持っている人でなければなりません。故に、関わってくるお客さんも非常に偉い人であることが多く、役員クラスや社長クラスが多いです。
パートナーはそのお客さんの偉い人と互角に渡り合える必要があります。高いお金をコンサルタントに払っている分、お客さん側もそれ相応のアウトプットを得ようとし、鋭い意見をたくさんぶつけてきます。パートナーはそれに全て対応しなければいけません。例えば、ソフトバンクやユニクロといった企業の大型コンサルティング案件の場合、パートナーは日々孫さんや柳井さんといったレベルの人のカウンターパートをしなければいけないです。したがって、必然的にパートナーは責任とプレッシャーが非常に大きいポジションとなり、それに応じて給料も高くなるのです。
また、パートナーの中でもランクがあり、レベルの高いパートナーになればなるほど、複数のチームの責任者になります。行ってみれば、複数の会社の社長になるイメージです。それ故に給料も非常に高くなります。
まとめ
以上、コンサルタントの最も高いポジション、パートナーについて簡単に説明しました。私がコンサルタントという職業が好きな理由として、パートナークラスになれる可能性が、その他の業界の同レベルのランクの人になれる可能性より圧倒的に高いからです。私もいつかパートナーになれるよう、日々頑張っています。
では!
Have a nice life!
Mr.freedom