Mr.freedomの人生を楽しむブログ

自由すぎてMr.freedomとあだ名をつけられたコンサルタント。コンサルタントという仕事を通して感じたこと。旅行のこと、そしてこれから始めるプログラミングのこと。

異業種からコンサルティングへと転職する人たちへのアドバイス

みなさんこんにちわ。Mr.freedomです。

最近はプログラミングに関する記事を連続で書いていたのですが、そちらは今別ブログの移行準備中なので、久しぶりに本業のコンサルティング関係の話をしようと思います。

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最近、新年ということもあり、いろんな友達に久しぶりに会いました。そして驚いたことにみんな自分のブログを読んでくれていて、とてもうれしかったです。この場を借りて感謝を。

そしてその場で多く言われたことが、コンサルティング業界についての記事がもっと欲しいとのことでした。

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知っている人もいるかもしれませんが、ここ2,3年のコンサルティング業界の人気はすさまじく、新卒・転職市場でともにトップの人気を誇っています。私の母校である東大の就活生の人気就職先ランキングの上位10位中7社がコンサルティング会社という異常な事態です。私の仲のいい友達も数人、新年度よりメーカーや商社からコンサルティング会社に転職する人がいます。

 

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コンサルティング業界に入る人には何よりも楽しんでほしいです

せっかく自分もこの業界にかれこれ5年もいて、それなりに結果も残してきたので、私の友人をはじめ、これからコンサルティング業界へ入ろうとしている人にコンサルティング業界で生きていく上での鉄則を心からアドバイスをしたいと思います。これからコンサルティング業界への転職を考えている人も参考にしていただけたら幸いです。

では、いきましょう!

 

鉄則1. わからなくなったら遠慮なく聞きまくれ!

まず一つ目の鉄則ですが、タイトルの通り、わからないことはとにかく聞きまくってください。これはどちらかというと転職者に多いのですが、ある程度の期待値がある状態で入社することになるので、プロジェクトの上司からは場合によってはかなりハードなタスクを投げられる可能性があります。そして上司が厳しいほど、質問がしづらいものです。しかしわからないことをうやむやにしたまま仕事をしていても必ず後で見抜かれ、激詰めされると思います。それなら早いうちに歯を食いしばってでもわからないことを聞いてしまいましょう。先の苦労より今の苦労のほうが気楽です。

 

 

鉄則2. 紙書きの社内(プロジェクト)ルールを最初に確認し、常に目的を考えろ!

コンサルの仕事の大きなウエイトを占めているのが、”紙書き”です。すなわちパワーポイントを作ることです。これはどのコンサルタントも避けては通れません。

(コンサル業界ではスライドを作ること”紙書き”と呼ぶ人もいます)

そしてこれはコンサルあるあるなのですが、各社でそれぞれフォント、サイズといった社内ルールがあり、プロジェクトによっては、お客さんの嗜好にあわせ、更に細かいルールがあったりします。したがって、手戻りを防ぐためにも、紙を書く前に必ずルールの有無を確認しましょう。

そしていったん紙を書き始めたら心がけてほしいのが、書いている紙の目的を常に意識すること。これにより、脱線してしまうことや趣旨のブレを防ぐことができます。

 

 

鉄則3. 紙を書くときにイメージが浮かばない時は上司に5㎜方眼紙にスケルトンを書いてもらえ!

コンサル会社に入社して1年までは、多くの場合、非常にたくさんの紙を書くことを求められます。そして中には当然どう書いたらいいかわからないこともあると思います。紙書きなんて所詮経験を積めば誰でもうまくなるということを念頭に、こういう時は遠慮せずに上司に下書きをしてもらってください。この時、5㎜方眼紙があると非常に便利です!

もし、上司に自分で考えろ!って言われた時ですが、もし時間的に余裕がある時は自分で考えて完成度30%でもいいので、一応イメージが分かった段階で一度上司に見せてレビューをいただいてください。もしすでに時間があまりないときは、素直に時間がないしわからないのでお願いします!とお願いしましょう。私の持論ですが、全くレイアウトのアイディアが浮かばない紙を書くのはなかなか効率が悪いですので、ここは公立のためにも遠慮せず聞いてしまいましょう。

 

 

鉄則4. 情報は宝!社内アセット等にある提案資料を読みまくれ!

コンサルの紙書きのスキルは経験に比例します。表現のパターンの引き出しが増えれば増えるほどスピードとクオリティが上がります。なので、上達への近道として、先人のスライドを読みまくりましょう。この時、私は提案資料を読むのがおすすめします。それは、提案資料が一番売り上げに直結している資料であるため、気合の入り方が違うからです。ゆえに総じて普段のミーティング用資料よりクオリティが高いものが多いです。提案資料がたくさんある場合は大型案件のものを優先しましょう。

 

 

鉄則5. クライアントファーストじゃない、自分ファースト。疲れたら休め。

最近は昔と比べたらだいぶ改善されましたが、それでもコンサル業界では未だに長時間労働が多いです。そして事業会社からの転職者はだいたい前職がホワイトなケースが多いので、労働時間が一気に増えます。またそれに相まって、もともと新しい環境でわからないこともいっぱいということで、極度のストレスの下に置かれ、非常に疲れると思います。もし体に異変が出た場合や、きついと思った場合。自分を最優先してください。よくコンサル業界ではクライアントファーストといいますが、それは間違いで、自分ファーストです。壊れる前に必ず休んでください。壊れてからではもう遅いです。

 

 

鉄則6. 全力で楽しめ!

最後に、コンサル業界に入ってばかりの時は、つらい気持ちや大変な気持ちのほうが強いことが多いかもしれません。しかしコンサルティング会社にいるからこそできることもたくさんあります。一般の事業会社に勤めていては一生話せないような位が上の方とも若いうちから対等に話す場が頻繁にありますし、何といっても自分のプロジェクトの成果が目に見えて表面化し、お客さんの会社がいい方向に変わった時、その喜びはなかなかすごいものです。そのような経験は間違いなく社会人人生で宝になると思います。

ずっとコンサルタントとして働いていける人はあまり多くはありません。たった一度の人生ですし、ぜひコンサルライフを楽しんでほしいと思います。

 

 

以上、私からコンサルティング業界にこれからはいる人に贈るアドバイスでした。

誰が見てもそれほど的外れなことは行ってないと思うので、参考になったらうれしいです。

 

では!

 

Have a nice life!

 

 

Mr.freedom